サイト更新管理不要のページ
まめな更新が必要?
「ホームページに訪問者をひきつけるためにはまめな更新が必要」と、どんなホームページ作りの本を読んでも書いてあるようです。確かに「最終更新日 1997年3月5日」なんていまどき書いてあるページを読もうとは普通は思いません。ではいっそのこと、更新の日時なんて取っ払ってしまったらどうでしょうか?
ホームページ・サイトの更新管理には手間がかかるものです。「そんなにやってられないよ」という方が多いでしょうし、手間をかけるのがつらいような状態であれば、それは達人の境地とは言えません。達人はかける労力よりも得られる満足が多くなくてはいけません。それならば更新管理が不要なホームページを作ってしまえば良いわけです。
源氏物語は更新しない
「源氏物語」は一体いつ書かれたものでしょうか?平安時代ですから千年以上前。今でも読まれていますが、その間に作者の紫式部が更新した、なんていう話は一度もきいたことがありません。つまり、ある程度完結している文章は、更新しなくても読んでもらえる、ということです。下手に時代について行くための新しい話題を掲載しよう、なんて考えていると、更新に追われてしまうことになります。ニュースサイトを作るならいざ知らず、ここは発想を変えて、じっくりと文章を書いてみてはいかがでしょうか。
筆者のホームページではタンザニアのコーナーがそうしたサイトにあたります(実際には他にもあります)。これは筆者がアフリカに住んでいた時の話をニュースレターにしたものですが、掲載から数年を経た今でも毎日数十のアクセスがあります。その間内容の更新はまったくしていません。ただここに掲載してある文章は単行本にもなっているくらいですから、「そんなにたくさんは書けないよ」と思われる方も多いでしょう。
ではこちらのミャンマーのコーナーはどうでしょうか。こちらはミャンマーに仕事で行っていた短い期間の見聞をまとめたものです。ちょっとした旅行でも繰り返したりすれば、このくらいの量にはすぐなるのではないでしょうか?このサイトも筆者はまったくと言ってよいほど更新していませんが、カウンターは徐々に増えていっていましたし(現在はとってしまいました)、まれにこのコーナーで紹介している本も売れます。
つまりテーマ性のある文章がまとまってあるならば、それを更新する必要はそれほどはない、ということです。ただし、一挙にアクセス数を増やす、といったことはこうしたやり方ではできないと思います。関心のある人が何とか見つけてたどり着く、といった感じでしょうか。もちろん「ミャンマー」をコンテンツにして、それほど大勢のアクセスがあるなんて筆者自身も思っていませんから、何人かでも訪問して、訪問した証拠を残していってもらえれば嬉しいわけです。達人は欲張りません。
絵や写真
文章のほかに変化しないもの、として思いつくのが絵や写真です。こちらの壁紙コーナーを見てください。ここにあるのは筆者が撮りだめしてきた写真です。それを壁紙のサイズにして公開しているものです。こちらはたまに写真を増やしますが、それ以外には変更を加えることはまずありません。ある程度の数の写真や絵が掲載されていれば、興味を持った人はきっと再び訪れてくれることでしょう。
筆者のこのサイトの写真へは、時折「自分のホームページに使いたい」という申し込みもありますが、筆者は必ずその場合に「リンクをつけて欲しい」と依頼しています。それはもちろんもっと多くの人に訪問して欲しい、ということもありますが、単に写真だけ使われると、誰に著作権があるのかがわからなくなるからです。
「ところでアフィリエイト広告は?」と言われると、実はこの写真のサイトにはまだ広告のないページが圧倒的なのです。さりげなく入れて行きたいとは思っているのですが。
気をつけなくてはいけないのは他人の写真や絵を使う時です。当然著作権者の許可を得ないといけないわけですが、でも「著作権が切れている」ものならば、利用することは可能ですので工夫してみると良いでしょう。
コレクションの紹介
さて次は、もし自分に何かのコレクションの趣味があれば、それを公開してしまう、という手です。今でしたらデジカメで撮影してそれを取り込めばOKです。
こちらのトンボ玉コーナーを見てください。これは筆者のトンボ玉のコレクションを展示しているもので、Yahoo のカテゴリーにも採用されているページです。実際にはもっと数もあるのですが、気が向いた時に増やしているだけなので、今はこんな状態です。それでも関連する書籍などへのリンクを入れてあります。
達人は「見てもらうのが楽しい」ですし、見てもらっているものの理解を何らかの形で深めてもらえるのであればもっと嬉しいのです。書籍へのリンクは、むしろそのためのものです。