ポイント報酬制の税金
楽天アフィリエイトの楽天スーパーポイントやアマゾンのポイントなど、アフィリエイトの報酬をポイントでもらう、ということがあります。これは現金じゃないので無税だと誤解されていますが、世の中はそんなに甘くありません。
はっきり言えば「ポイント制でも収入とみなされる」のです。これは企業などが現物支給を行った場合でも、その価値の分だけ報酬を受けたとみなされるのと同じこと。報酬がポイントで支払われる、という解釈です。
ただし、ポイントをもらった時点で収入になるのではなく、使った時点で収入になるのだそうです。根拠は以下。この所得税法の条項は2005年現在のものですから、今後変更がある可能性はあります。
所得税法36条第2項(経済的利益)
第三十六条 その年分の各種所得の金額の計算上収入金額とすべき金額又は総収入金額に算入すべき金額は、別段の定めがあるものを除き、その年において収入すべき金額(金銭以外の物又は権利その他経済的な利益をもつて収入する場合には、その金銭以外の物又は権利その他経済的な利益の価額)とする。
2 前項の金銭以外の物又は権利その他経済的な利益の価額は、当該物若しくは権利を取得し、又は当該利益を享受する時における価額とする。
ポイント報酬の税務処理
正直な人は使ったポイントを確定申告しましょう。正直でない人は…多分普通の人が稼げるポイントくらいで税務査察が入る恐れはほとんどないと思います。査察に入る税務署員の日当のほうが高くついてしまいますから。でも保証はしませんよ。
買い物で貰ったポイント
多分疑問に思われるのは、アフィリエイトで稼いだポイントではなく、買い物やクレジットカードの利用で貯まったポイントの扱いでしょう。
この場合のポイントは、報酬ではなく、「値引き」として扱われます。楽天スーパーポイントの場合などだと、アフィリエイト報酬と買い物で貯まったポイントが混在してしまいますから、厳密に考えると非常に厄介なことになります。現実的にはポイントを使うときに「この分はアフィリエイト報酬だから収入として申告」などと分けられませんから。
さらにややこしいのは、現在ではポイントの交換ができる点です。他のポイントやマイルに交換してしまったら、事態はさらに複雑になります。
このあたりをきちんと説明している資料はまだ見つけていません。よほどアフィリエイト報酬分が大きくない限り、当面は「お目こぼし」の範囲と考えておけば良いのではないでしょうか。